ENRICO PIERANUNZI、76年、自身初のソロ・ピアノ作が初CD化! | diskunion 横浜関内ジャズ館ブログ
注目の<初CD化!>76年, 初のソロ・ピアノ作にして,際立つ個性!

●ENRICO PIERANUNZI エンリコ・ピエラヌンツィ / The Day after the Silence / ALFA MUSIC / ITA / CD / 3月下旬入荷予定 /2095円+税

ピエラヌンツィ自身のルーツ的作品にして現在の世界に連綿と繋がるオリジナリティが溢れた秀作
今や、イタリアのみならず、ヨーロッパ随一のピアニストと評価を受け、ジャズの聖地ヴィレッジ・ヴァンガードでの公演も実現させたエンリコ・ピエラヌンツィの初期作が、初のCD 化となります。原盤はEdi-Pan。Edi-Panと言えば、チェット・ベイカーとの共演作品を録音したレーベルであり、ピエラヌンツィの初期キャリアを伝えるものでありながら、経営破たんにより、数々の作品が埋もれたままになってしまっている状況。この復刻は快挙です。 40 年あまりに及ぶキャリアに置いて、本作が初のソロ・ピアノ作品。本作はピエラヌンツィのファンの方には聴き逃せない作品と言えます。というのも、初ソロ作品にして現在のピエラヌンツィにつながる様々な要素が既にここにあり、凝縮されているのです。鋭いモード的なアプローチもみせつつ、ストライド・ピアノの奏法なども織り込んだブギウギ的なアプローチや、ブルースといった原点も。それをヨーロピアンらしい繊細なハーモニー、感性で包み込んだ演奏は、現代のピエラヌンツィの表現と全くにブレることのないコアと重なるのです。また、ピアノのテクニックも冴えわたり、類まれなオリジナルのコンポジションも、当時から、魅力的に響きます。逆にいえば、これが76 年の録音であることが驚きとも。モーダルでテンション感鋭いフレージングを繰り出すオープニングは、60年代にマッコイ・タイナーが導きだしたものを彷彿とさせると共に、永遠に新しさを放ち続けるチック・コリアの名盤『Now He Sings,Now He Sobs』に肉迫する先鋭性。かと思えば、抒情溢れる表現が見事な完成度で奏でられる展開も。しかし、それこそが、エンリコ・ピエラヌンツィが全世界において、ジャズ・ピアノのパイオニアであり、数多くのフォロワーからリスペクトされることの証明でしょう。 70 年代のイタリア・ジャズの状況とピエラヌンツィの独自性などを本人のコメントも交えながら綴ったライナー・ノーツも興味深いもの。日本語訳も掲載されています。(新譜案内より)

■Enrico Pieranunzi(p)

1. Prolusion
2. The day after the silence
3. Trichromatic line
4. Blue song
5. Our blues
6. Blues up
7. The mood is good
8. Aurora
9. The flight of Belphegor
10. A gay day

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