【新品CD】ジャズ、クラシック両方で活躍する現代最高のフランス人ベーシストの最新作! | diskunion 横浜関内ジャズ館ブログ

●JEAN-PHILIPPE VIRET ジャン・フィリップ・ヴィレ / Les Idées Heureuses / 澤野工房 / CD / MEL666019 / 2,571円(税込)

【ジャズ、クラシック両方で活躍する現代最高のフランス人ベーシストの最新作!】

ジャン・フィリップ・ヴィレの独創的なセンスが別次元に誘う。
幾重にも艶めかしく折り重なった音粒はベルベットのよう。
言葉では言い表せない世界観は、もはや芸術である。
ジャズ、クラシック両方で活躍する現代最高のフランス人ベーシスト、ジャン・フィリップ・ヴィレ。彼が奏でるコントラ・バスの音の多彩さは、まさに究極である。特筆すべきはその作曲センスにおける独創性だ。ヴィレの脳内から湧出した美しいメロディーが、ヴァイオリン、アルト・ヴァイオリン、ヴァイオリンチェロといったそれぞれの帯域の弦楽器から放たれ、幾重にも艶めかしく折り重なった音粒はベルベットのよう。もはや芸術である。
かのヴァイオリンの巨匠、ステファン・グラッペリのバンドに1989年から97年までレギュラー・ベーシストであったヴィレ。書く曲もやはり高域のヴァイオリンにスポットがあたるが、次の音程を受け持つアルトも、なかなか目を見張るのがある。ちなみにアルトとはヴィオラとの表記が一般的だが、フランス語表記のスコアの場合ヴィオラをアルトとするとのこと。聴きどころ満載の本作品においても、各トラックの要所要所で聴けるアルトの奏でる繊細かつ大胆な音色の響きは白眉である。アルトを演奏するデイヴィッド・ガヤルド、要チェックだ。ランボルギーニを連想すれば覚えることができる。
ヴィレ・トリオのピアニストであるエドアール・フェルレが主宰するレーベル、Mélisseから、同メンバー編成で「SUPPLEMENT D'AME」を2012年に発表している。そのときに聴いた衝撃は忘れ難く、いまだに興奮醒めやらないままであったから、この作品はマジで嬉しい。
(ライナーノーツよりText by 前泊正人)

1. L'idée Qu'on S'en Fait
2. L'an Tendre
3. En Un Mot Commençant
4. La Muse Plantine
5. Peine Perdue
6. Contre Toute Attente
7. Docile
8. Jour Après Jour
9. Tocs Et Tics Et Chocs




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